トクエイとは

鹿児島の家づくりと大工の仕事

トクエイは、鹿児島の暮らしを見つめ、住まい文化の持続的発展に取り組むベガハウスグループの大工集団工務店です。高品質な性能をそなえたデザイン提案型[建売]住宅の施工販売を行っています。また、グループにおいて注文住宅づくりを行う株式会社ベガハウスと、リノベーションを手がける株式会社 IFOO(イフー)の施工業務を担っています。

大工のブランディング

大工集団工務店のトクエイが目指すのは、良質な住宅づくりを通じた大工のブランディングです。家づくりの工業化が広まり、従来の大工技能に頼らないさまざまな工法が用いられることで、多くの大工は下請けの手間仕事をする職人のように思われがちです。大工は丸ノコだけ使えればいい、と言われるのは工業化された工法だけに頼った住宅のことです。

温故知新。昔ながらの技術や様式に固執すればいいと考えているわけではありません。受け継がれてきたことの本質を捉えて、それを現代の家づくりに生かしていきたいと考えます。
大工の仕事を生かし、今の時代に合った良質なデザインも追求する。そして、大工の技能が要望される家づくりを進めると同時に、活躍する大工の育成にも力を入れ、大工の仕事が大切に継承されていくことを目指します。


大工が大工らしく活躍できる家づくり

木の家は、使い捨ての工業製品ではありません。手入れをしながら代々受け継いでいくことのできる家財であり暮らしの場です。その手入れに欠かせないのが住まいの主治医となる大工です。

トクエイは、良質な住まいをデザイン提案型の建売住宅として施工販売していくことを通じて、大工が誇りを持って働いていくことができる仕事に取り組みます。それが、地元に根付いた地域密着型の工務店の役割だとも考えます。
グループ会社のベガハウス、IFOO と連携し協力し合いながら、鹿児島の豊かな暮らしを継承していくことに役立つ仕事をしていきます。


八幡秀樹の反省ばかりの半生

試行錯誤。挑戦と内省を重ねながら、より良いもの、より強固で堅実なものを追い求めています。先代から受け継いだ建設会社のあり方をつねに見つめ直し、会社の成長と世の中の動きを捉えながら、仕事の内容を変化させてきました。それは、お客様のため、会社のため、そして地域社会のため。三者のための家づくりとはなんだろうと取り組み続けること。反省を積み重ねる私の仕事ライフのありようです。一つひとつの反省を礎に、未来につながる鹿児島の家づくりを一つひとつ実現していきます。

株式会社トクエイ代表取締役社長 八幡秀樹

八幡秀樹の仕事歴

先代社長、八幡常次が株式会社徳栄建設を設立。大手ハウスメーカーの下請け業

脱下請け宣言。ローコスト住宅、官公庁施設、RC 造マンション

八幡秀樹が社長就任。施主の顔が見えない仕事を反省、木造事業部ベガハウス開設。
さらに価格競争を反省し、良質な木造住宅に専念

株式会社ベガハウスに改名。工務店の仕事の領域を反省、建物と暮らしの接点にある家具とランドスケープにも注力。

新社屋「ものづくりの木造校舎」を新築し移転。より手を動かしながら考えるものづくりを志向したいと反省、工房を開設。

ベガハウスを大迫学が承継し社長就任、八幡秀樹は会長就任。
また、鹿児島に密着した家づくりをより深めていくらめに、ベガハウスの注文住宅と同品質の規格住宅を提供する株式会社トクエイと、リノベーションを担う株式会社 IFOO を設立し、それぞれの社長に就任。
八幡は、生え抜きの大迫に社長を託すことでベガハウスの新しい発展を望み、自らは設計施工の現場、家づくりの原点により近いところに立つこととなるトクエイ、IFOO の社長となって新しい道を拓くことを目指す。
大工を志す皆さんへ

トクエイは、下請け職人の大工でなく、自らの技能とノウハウで主体的に家づくりに取り組むことを志向する大工を求めています。大工の復権、継承を志す人との出会いをつねに求めています。